弁護人の役割
逮捕や逮捕に伴う不利益を防ぐ
罪を犯した場合でも、弁護士が自首に同行したり、弁護士とともに捜査機関に出頭し捜査に協力することで逮捕のリスクを減らすことができます。逮捕されないことで、家族や勤務先に事件が発覚するリスクを減らすこともできます。
身柄拘束からの早期解放
仮に逮捕された場合でも、弁護士は検察官や裁判官とやり取りをし、本人に有利な事情や身柄拘束による不利益を指摘することにより、勾留を阻止するよう働きかけます。勾留が認められてしまった場合にも、積極的な働きかけをし、身柄解放に尽力します。早期に釈放されれば、勤務先に事件が発覚せず、社会生活上の不利益を回避できる可能性が高くなります。
被害者との示談交渉を行う
刑事事件で早期の身柄解放、不起訴、起訴後の有利な処分を得るためには被害者との示談が重要です。もっとも、捜査機関は加害者に被害者の連絡先を教えてくれません。弁護士であれば、捜査機関から被害者の連絡先を教えもらうことができ、示談交渉を行うことができます。
前科の回避
弁護士は示談交渉を行うとともに、検察官に対し被告人にとって有利な事情や不起訴による社会的不利益が大きいことを主張し、不起訴が相当であると意見します。不起訴になれば前科はつきません。
無実の罪を晴らす
罪を犯してなくとも、疑われ身に覚えのない罪で逮捕されてしまうこともあります。警察や検察の捜査は時間とともに、どんどん進んでいきます。身柄が拘束されている場合にはご自身で対応することは不可能ですし、身柄が拘束されていなかったとしても捜査機関に個人の対応することは困難が伴います。早い段階で刑事事件に強い弁護士のサポートを受けることが非常に重要になってきます。 弁護士によるサポートを受けられないまま、警察や検察の見立てどおりに捜査が進むことで、不利な方向に進んでしまう可能性もあります。 刑事事件は人生を左右してしまいます。弁護士は依頼者の方が無実あることを晴らすサポートができます。
刑事手続については板橋区にある西台法律事務所にご相談ください。